のんもも日記

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私がM持ちという事が判明し、更に私が分娩介助させてもらったベビーにMが原因とみられる皮膚症状()ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群=SSSS が認められて入院するという騒動になり、病院の管理面での問題に発展し、私は副病院長の外来を受診して、Mに効く「バクトロバン軟膏」が処方され、3日間鼻腔に注入する事になった。

あぁぁぁ、、、

皮膚科も眼科も通って、新生児を扱う仕事をしても大丈夫かって聞いて「大丈夫です」って言われていたのに、、こんな事になるなんて、、

入院したベビーのお母さんは、整形外科医の奥さんだったんだけど、とってもきさくな、素敵な人だった。

まさか分娩介助した私のとびひから移ってこんな事になるなんて本当に申し訳ない、、。


ベビーの皮膚状態を確認したかったが、病棟に行くのは辞めた方がいい、との上の判断だったので、せめてもの気持ちとして、お手紙を書き、渡してもらえるように依頼。

Mの出た私は、そんなこんなで、2週間の療養休暇の診断が出た。

バクトロバン軟膏を塗って、一週間後に鼻腔から3日間培養提出し、晴れてMがシロになるまで勤務したらいけないのだ。

そんなこんなでガックリ、、


せっかくとびひも治ってきて、体調ましになってきたのに、、

今更休みくれるのなら、もっととびひ満載でしんどかった時に休み欲しかったよ、、。


あんなに頑張って仕事しに来てたのに、裏目に出るとは。。


でも、看護部長さんも、師長さん、大好きな副師長さんも、随分気遣ってくださり、励まして下さって支えてもらいました。

又、お昼時、外来でなんと!9月に受け持ちさせて頂いた、大好きなDM患者さんのK様に出会えたのです!

地獄に仏とはまさにこの事、、。

一緒にお昼を食べ、K様が入院中覚えたインスリン注射をちゃんと続けていて、お友達と台湾旅行も行ってきた事などの話を聞き、しばし楽しいひと時を過ごせたのでした。

2007.11.7 K様とK様の弟様と.JPG




辛い経験だけど、ここで、SSSSと、とびひについて記載しておきます。



ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群

(SSSS)とは: 


細菌である黄色ブドウ球菌が産生する毒素が血流を介して全身の皮膚に達し、広範な熱傷様の表皮の剥離を起こす重篤な疾患である。多くは秋から冬にかけて乳幼児に発症する。

症状は:
1.かぜ様症状で始まり、37~38度の微熱があり、目や鼻、口の周りに発赤が現われる。

2.1、2日中に発赤部位が糜爛(びらん)し、黄色の痂皮(かさぶた)が付着する。眼脂がみられ、口の周りの痂皮に放射状亀裂がみられるのが特徴である。

3.次いで頚部、腋窩、肘窩、そけい部、膝窩に猩紅熱様の紅斑が出現し、接触痛を伴うため身体に触れられることを嫌がるようになる。半数弱の患者の紅斑部位をこすると、表皮がずるりと容易に剥離する(ニコルスキー現象)。ニコルスキー現象は年少者ほど著明で、軽症では認められない。
 生後1ヵ月以内の新生児が発症したときにはリッター新生児剥脱性皮膚炎と呼ばれ、重症である。

4.約10日後に全身の紅斑は消失し、頚部より手足に向かって皮膚がむけはじめ(こぬか様落屑)、3~4週で治癒する。

5.経過中に脱水、食欲不振など全身症状もみられる。

原因:

 咽頭や鼻腔などに感染した黄色ブドウ球菌が産生する表皮剥離性毒素(ET)が血流を介して全身の皮膚に達し、広範な熱傷様の表皮の剥離を起こす。
 黄色ブドウ球菌は伝染性膿痂疹(とびひ)の原因菌の一つであるが、皮膚局所に感染した黄色ブドウ球菌が産生するETにより、その部に水疱が生じるものが伝染性膿痂疹である。遠隔部位(咽頭、鼻腔など)に感染・増殖した黄色ブドウ球菌の産生するETが循環系を通して全身に送られ、表皮剥脱をきたすのがSSSSであり、伝染性膿痂疹のほうが軽症である。ウイルス性上気道炎が引き金になることが多い。

治療:

1. 年齢が幼いほど重篤である。原則として入院、全身管理、輸液を行う。

2. 抗生物質の全身投与:抗生物質の感受性を知るため初期に原因菌の培養を眼脂、皮膚、咽頭などから行い、黄色ブドウ球菌に感受性のある薬剤を点滴静注する。有名なメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA、後述)が起因菌の場合には注意が必要。

3. 熱傷処置と同様の局所処置を行う。

4. 解熱したらシャワー、入浴などで皮膚を清潔にする。



黄色ブドウ球菌について: 

 健康人でも20~30%が前鼻孔に黄色ブドウ球菌を保菌し、皮膚、肛門周囲にも常在している人もいる。しかし、感染するか否かは細菌と宿主との力関係で決まる。伝染性膿痂疹(とびひ)のおもな原因菌でもある。
 黄色ブドウ菌は遺伝子の違いにより(mec A遺伝子の有無により)MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とMSSA(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)に分けられる。現在、臨床分離黄色ブドウ球菌の40-70%がMRSAであり、バンコマイシン(VCM)、アルベカシン(ABK)を除く多くの薬剤に耐性を示し、その治療は難渋することが多い。しかも、黄色ブドウ球菌の約80%は抗生物質を不活化するβ-ラクタマーゼを産生するので、有効な抗生物質を選択しなければならない。

黄色ブドウ球菌感染症の症状:

・ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 (SSSS)
・伝染性膿痂疹(とびひ)
・麦粒種:目もらい。
・せつ(フルンケル、おでき): 毛孔から侵入した黄色ブドウ球菌よる化膿性炎症が深部に及んだもの。
・癰(よう): せつがさらに拡大したもの。発熱、疼痛など全身症状を伴い、真皮が壊死に陥る。
・蜂窩織炎 :黄色ブドウ球菌、化膿レンサ球菌(溶連菌)などによる広範囲な炎症で、発赤、腫脹、強い疼痛を認める。
・肺炎、乳腺炎、扁桃周囲膿瘍、化膿性リンパ節炎、化膿性耳下腺炎、膿胸、心内膜炎、敗血症など。



とびひ(表在性皮膚感染症) 

主として夏に幼・小児がかかる皮膚の細菌感染で、伝染性が強く、プールや乳幼児保育施設で接触する者の間で伝染する。他人にうつったり、身体各所に拡がったりすることから”とびひ”とよばれる。暖房が行きとどいた最近は冬でもかなり見られるようになった。まれに学童や成人もかかることがある。


原因:
 皮膚表層に黄色ブドウ球菌(黄色ブ菌)、またはA群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)が感染して発症する。大多数は黄色ブ菌によるが、最近は有名なメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による伝染性膿痂疹が増え、治療に手間取ることが多い。また、アトピー性皮膚炎の患者に発症しやすい。(アトピー性皮膚炎の症状にリンク)

症状:
 水疱、びらんを特徴とする水疱性膿痂疹と、厚い痂皮を特徴とする痂皮性膿痂疹に大別される。

A. 水疱性膿痂疹(黄色ブ菌による)
 わが国における膿痂疹のほとんどが黄色ブ菌を原因菌とする水疱性のものである。表皮剥脱毒素(ET)を有する黄色ブ菌の角層への直接感染により、浅い透明な水疱が形成される。水疱は容易に破れてびらんとなり、水疱内に存在する多数の黄色ブ菌が近隣および遠隔部位に”とびひ”して次々に伝染する。時間とともに炎症症状を伴ってくる。個々の病巣は10日前後で乾燥し治癒するが、新旧の皮疹が混在する。びらんの経過中に表面に痂皮が比較的厚く付着して、痂皮性膿痂疹に近い像となる。
 感染経路として、
a. 鼻腔粘膜、外耳道、咽頭、皮膚に常在する黄色ブ菌による自家感染、
b. 伝染性膿痂疹の患者や環境中に存在する黄色ブ菌との接触による外因性感染のルートがある。

B. 痂皮性伝染性膿痂疹(溶連菌による)
 少数例であるがA群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)を原因菌とする膿痂疹もある。小児に限らず、四季を通じて発症する。はじめは小さい水疱であるが、次第に大きくなり、膿疱化し周囲は強い発赤を伴う。膿疱は破れてびらんし、厚く堆積する痂皮に被われる。皮疹は一気に多発する傾向があり、顔面や露出部に多い。疼痛、発熱など全身症状を伴うこともあり、溶連菌の性質から腎炎を合併することもある。アトピー性皮膚炎に合併することが多い.

治療:

A. 局所療法
 水疱は消毒後水疱被膜をハサミで破り、水疱内容を除去し、菌に対して有効な抗生物質軟膏を塗布してガーゼで覆う。亜鉛華軟膏を重層(重ね塗り)することもある。

B. 全身療法
 有効な抗生物質の内服を行う。MRSAに対しては点滴注射を行うこともある。

家庭での注意:
 軽、中等症のときはシャワー、手洗いなどによる身体の清潔に心掛ける。これにより病変の拡大を防ぐことができる。お湯と石けんでの洗浄が家庭でできる消毒である。使用したタオルは家人のとは別に洗濯し、日光消毒する。十分に日光に当てれば特に消毒薬は必要としない。

保育所と学校の管理:
・水疱性膿痂疹は乾燥するまで保育園など休む。
・痂皮性伝染性膿痂疹は膿疱が消失し痂皮が脱落するまで休む。





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